世界最大手の信託銀行である「BNY Mellon(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)」が、機関投資家向けの暗号資産カストディ・セキュリティ企業「Fireblocks(ファイアブロックス)」に出資したことが明らかになりました。BNYメロンは自社のカストディ事業に「Fireblocks」のノウハウを導入すると伝えられています。 こちらから読む: Coincheck NFT(β版)3月24日公開へ「暗号資産」関連ニュース カストディ事業に「Fireblocks」のノウハウを導入 暗号資産カストディ・セキュリティ関連企業である「Fireblocks(ファイアブロックス)」は2021年3月18日に、「Coatue、Ribbit、Stripes」が主導するシリーズCの資金調達ラウンドで 「BNY Mellon」と「Silicon Valley Bank」から1億3,300万ドル(約145億円)を調達したことを発表 しました。 デジタル資産の保管・送金・発行を可能にする複数の製品を提供している「Fireblocks」は機関投資家向けにカストディを提供しており、現在は4,000億ドル(約43兆6,000億円)相当の仮想通貨を保管していると伝えられています。 Fireblocks(ファイアブロックス)は「Paradigm、Galaxy Digital、Swisscom Ventures、Tenaya Capital、Cyberstarts Ventures」などからも資金調達を行なっているとのことで、これまでの累計資金調達額は1億7,900万ドル(約195億円)に上るとされています。 世界最大手の信託銀行である「BNY Mellon(バンク・オブ・ニューヨーク・メロン)」は先月12日に『複数の暗号資産に対応した仮想通貨カストディ(保管・管理)サービスを2021年内に開始する予定であること』を発表していましたが、 BNYメロンは今回の出資を通じて自社のカストディ事業に「Fireblocks」のノウハウを導入する と伝えられています。 Fireblocks社は公式発表の中で『世界最大のカストディアンであるBNYメロンが、Fireblocksのインフラストラクチャをサポートする最新の金融機関になると発表できることを嬉しく思う』と述べており、BNYメロンのアセットサービス