韓国の新韓銀行「ヘデラ・ハッシュグラフの運営審議会」に参加
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2021年4月14日に、韓国の大手銀行である「新韓銀行」がヘデラ・ハッシュグラフの運営審議会に参加したことを発表しました。新韓銀行は運営審議会に参加する20番目の組織であり、韓国からは大手電子機器メーカーである「LGエレクトロニクス」も既に参加しています。
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ヘデラネットワークで内部プロセスを効率化
へデラ・ハッシュグラフ(Hedera Hashgraph/HBAR)は2021年4月14日に、韓国の大手銀行である「新韓銀行」がヘデラ・ハッシュグラフの運営審議会「Hedera Governing Council」に参加したことを発表しました。
「Hedera Governing Council(へデラ運営審議会)」は分散型台帳プラットフォームのガバナンスを監督する機関であり、この運営審議会には「Google・BOEING・IBM・LG・野村ホールディングス」などといった世界的に有名な大手企業が数多く参加しています。
新韓銀行は分散型台帳技術(DLT)を活用して金融イノベーションを推進するリーダー的存在であり、2021年1月にはデジタル資産カストディサービスを提供する企業の業界コンソーシアム「韓国デジタルアセット・トラスト(KDAC)」に投資、2021年3月には「LG CNS」と共同で中央銀行デジタル通貨(CBDC)の実証プラットフォームを完成させています。
同銀行は2017年以降「Hyperledger Fabric」のプライベートブロックチェーン上に、約款貸付・年金基金・金利スワップ取引などといった様々なサービスを構築してきており、『新韓銀行はヘデラネットワークを基盤とすることによる内部プロセスの効率化を目標としている』と説明されています。
現在は、多くのフィンテックサービスが公開型分散台帳上で運用され始めているため、新韓銀行がヘデラの公開型分散台帳上でより多くのサービスを構築することによって、銀行サービスのイノベーションが継続・加速されると期待されています。
新韓銀行の職員とへデラ・ハッシュグラフのCEO兼共同設立者であるMance Harmon(マンス・ハーモン)氏は、公式発表の中で次のようにコメントしています。
【新韓銀行の職員】
弊社のお客様やパートナーは、デジタルトランスフォーメーションが金融システムの効率性および安全性の向上にもたらすメリットに一層の関心を寄せています。特に、ヘデラの公開型分散台帳は広く利用されているフィンテックサービスのニーズを満たすためには最適なプラットフォームです。そして、ヘデラは高速・公平・安全性および事業者が必要とする管理機能と透明性の提供が可能です。私たちはヘデラ運営審議会に参加し、多様な業界の主要なグローバル組織と、次世代の金融を支えるソリューションに引き続き取り組んでいきたいと考えています。
【へデラ・ハッシュグラフ:マンス・ハーモン氏】
卸売および小売の決済システムの安全性と効率性の向上、24時間体制のグローバルな決済の促進、キャッシュレス社会の実現、民間の電子マネーよりも信頼性の高いシステムの提供、銀行を持たない人々の金融へのアクセス性などの理由から、世界中の金融機関や政府から分散型台帳ベースの金融サービスへの関心が高まっていると考えています。新韓銀行のヘデラ運営審議会への参加にに感激しています。金融の未来を先導するために、新韓銀行と協力していくことを楽しみにしています。
ヘデラ運営審議会メンバーは「合計20社」に
新韓銀行が「Hedera Governing Council(へデラ運営審議会)」に参加したことによって、運営審議会のメンバーは以下の合計20社となりました。
- Avery Dennison
- Boeing
- Dentons
- Deutsche Telekom
- DLA Piper
- EDF
- eftpos
- FIS(WorldPay)
- IBM
- LG Electronics
- Magalu
- 野村證券
- 新韓銀行
- Standard Bank Group
- Swirlds
- Tata Communications
- University College London(UCL)
- Wipro
- Zain Group
>>「Hedera Hashgraph」の公式発表はこちら
>>「Hedera Hashgraph」の公式発表(日本語)はこちら
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