中国自撮りアプリ大手「ビットコイン11億円相当」を追加購入|投資計画の上限に到達
香港証券取引所に上場している中国の自撮りアプリ大手「Meitu(メイトゥ/美図)」は2021年4月8日に、同社の完全子会社である「Miracle Vision」を通じて、約1,000万ドル相当のビットコイン(BTC)を追加購入したことを明らかにしました。今回の追加購入によって、同社は取締役会で決定された仮想通貨投資計画の投資上限である1億ドル(約110億円)全ての投資を完了しました。
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「合計1億ドル相当の仮想通貨投資」を完了
Meitu(メイトゥ/美図)」は2021年4月8日に、同社の完全子会社である「Miracle Vision」を通じて購入時の価格換算で約1,000万ドル(約11億円)に相当する『175.67798279 BTC』を追加購入したことを明らかにしました。
同社は元々2021年3月7日に4,000万ドルの資金を用いて「ビットコイン(BTC)」と「イーサリアム(ETH)」を購入しており、3月17日にも5,000万ドルの資金を用いてビットコインとイーサリアムを追加購入していましたが、今回は”ビットコインのみ”を購入したと報告されています。
合計3回の購入によって、同社が保有する仮想通貨は「ビットコインが約940BTC、イーサリアムが約31,000ETH」になったとされており、今回の購入によって以前の取締役会で「仮想通貨投資計画における仮想通貨への投資上限金額」として設定されていた”合計1億ドル(約110億円)”分の仮想通貨が購入されたと報告されています。
ビットコイン投資を長期的に続けていることで知られる「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」は現在もビットコインの買い増しを続けており、今月15日にも『約16億円相当のBTCを追加購入したこと』が報告されていましたが、Meituは今回の購入で仮想通貨投資の上限額に達しているため、取締役会で「上限額の引き上げ」が決定されない限りは新たに仮想通貨が購入されることはないと考えられます。
なお「Meitu」は以前の発表の中で『ブロックチェーン業界に参入するための準備としてイーサリアムに投資する』とも語っており、「分散型アプリケーション(DApps)の公開」や「イーサリアム関連プロジェクトへの投資」を検討していることを明かしています。「Meitu」は中国の自撮りアプリ大手であり、画像や動画を編集するアプリなどを提供しています。
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2021年4月9日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は先月14日に670万円付近まで上昇して以降、横ばいの状態が続いており、2021年4月9日時点では「1BTC=6,364,918円」で取引されています。
2020年11月23日〜2021年4月9日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)
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