【Anique】開発不要でNFTコレクションサービスを立ち上げる「Collection」提供開始
Anique(アニーク)は2021年3月26日に、版権やIP(知的財産)を用いたライセンスビジネスを展開するコンテンツホルダー向けに、開発不要でブロックチェーンベースのデジタルコレクションサービスを立ち上げる「Collection」のベータ版を提供開始することを発表しました。
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Anique「Collection(ベータ版)」提供へ
Anique(アニーク)は2021年3月26日に、版権やIP(知的財産)を用いたライセンスビジネスを展開するコンテンツホルダー向けに、開発不要でブロックチェーンベースのデジタルコレクションサービスを立ち上げる「Collection」のベータ版を提供開始することを発表しました。
Aniqueはブロックチェーン技術を活用してアニメ・マンガ・ゲームなどの知的財産をNon-Fungible Token(NFT)形式のデジタルアートにする取り組みや、WebGLを用いたオンライン展覧会を開発している企業であり、これまでには「講談社、集英社、KADOKAWA、東映アニメーション、MAPPA、Production IG、NBCUniversal Entertainment Japan」をはじめとする日本の主要なコンテンツホルダー20社以上と協業した実績を有しています。
ここ最近では知的財産にブロックチェーン技術を活用する事例が世界的に増加してきており、様々な分野で知的財産を活用したNFTが発行されていますが、この市場はまだ黎明期であるため「技術的な難しさ」や「人材不足」などの参入障壁がありました。
Anique(アニーク)はこのような状況の中で、版権ビジネスを行う事業者が”開発不要”で知的財産を用いたブロックチェーン・デジタルコレクションサービスを立ち上げられるようにするために「Collection」のサービスを立ち上げたと説明しています。
Collection(コレクション)とは?
Collection(コレクション)は、版権ビジネスを行う事業者様を対象とした、ブロックチェーンをもちいたデジタルコレクションサービスの立ち上げを実現するサービスであり、『エンドユーザー向けのデジタルアイテムの販売UIや決済機能、ユーザー同士でのデジタルアイテムの取引、分析ツール、版権ライセンス管理までをオールインワンで提供する』と説明されています。
エンドユーザーはそれらのデジタルアイテムをコレクションして自分の3Dギャラリーに展示することができるようになっており、ブロックチェーンは世界的に有名なブロックチェーンゲーム開発企業「Dapper Labs(ダッパーラボ)」が開発した「Flowブロックチェーン」が採用されているため、将来的には外部のマーケットプレイスやスマートコントラクトと接続して展開することも可能だとされています。
Flow(フロー)は従来のブロックチェーンで問題視されていた拡張性・取引速度・取引手数料などの問題を解決できる開発者にも優しいブロックチェーンとなっているため、今後NFTやデジタルアイテムへの注目度がさらに高まって、取引が活発化した場合でも、スムーズに取引することができると期待されます。
Collection(コレクション)の特徴
Collection(コレクション)の特徴としては以下4つの特徴が挙げられています。
グローバル市場への展開
市場としてNFTプロダクトが最も盛り上がりを見せている米国を始めとした英語圏を中心に、「Netflix」や「AmazonPrimeVideo」などの動画配信サービスによって、海外でも視聴者数が増えている日本のIP(知的財産)のさらなる価値化と収益化に貢献する。
マーケットプレイス組み込み・二次流通の手数料設定も可能
エンドユーザー同士でデジタルコレクションの二次流通を行えるマーケットプレイス機能が標準で備わっている。また、二次流通成立時に手数料を取得することも可能。
法定通貨・ 暗号通貨決済に対応
エンドユーザーは、クレジットカード決済でNFTを購入することができる。また、将来的にはEthereumやFlowなどの暗号通貨での決済機能にも対応予定。
版権ごとの特典を設定可能
デジタルアイテムをただコレクションするだけでなく、版権事業者様がアイテムごとに画像・動画・グッズ特典を設定することによって、より収集する価値のあるコレクションをエンドユーザー向けに提供する。
>>「Anique」の発表はこちら
>>「Anique」の公式サイトはこちら
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